
ANAのビジネスクラスで磨く知性と品格
「ビジネスクラスはシートが広くて機内食が豪華。」そんな誰もが知っていることを書く気はありません。あえて歯に衣着せずに言いますと、
ビジネスクラスに乗ると、グランドスタッフさんやCAさんにチヤホヤされます!!
ちょっと釣りっぽくなってしまいましたが、エコノミー席や国内線の普通席に乗ったときのことを思い出してみてください。
CAさんと挨拶をすることはあっても、ちゃんとした会話をしたことはありますか?
ANAのビジネスクラスを推す3つの理由
有名人であれば話しかけられることもあるでしょうけど、CAさんと会話をすることは残念ながらありませんでした。
でもANAのビジネスクラス違う!
と、語気を強めてまでANAのビジネスクラスを推すNeo隊長の話です。
CAさんが挨拶に来る
機内に入りシートに座ると、こんな感じでCAさんが挨拶に来てくれます。
Neo隊長様、ご搭乗ありとうございます。本日担当をさせていただきます〇〇です。
初めてビジネスクラスに乗った時は背筋をピンと伸ばし緊張した面持ちで挨拶を受けておりましたが、今ではCAさんの笑顔に負けないくらいの笑顔で挨拶しております。
CAさんに構ってもらえる
搭乗者のフライトが仕事なのか旅行なのかなど、ビジネスクラスを担当するCAさんはバックグランドを想像しつつ、話すタイミングや内容を組み立てるのだそうです。
ほんの一時とは言え、そんなに想ってもらえるなんて嬉しいですよね。
こんな風に書いてしまうと、「単にチヤホヤされたいだけじゃん」と思われるかもしれません。
まあ、それは否定しませんが、実はそれだけではありません。
旅慣れた人の振る舞いを観察できる
多くのエグゼクティブな方々を相手にしてきたCAさんの接客や、自分の周りの搭乗者の立ち居振る舞いは、良いお手本になります。
エコノミーに比べ少しお高いビジネスクラスではありますが、快適なサービスを受けつつ、自分が成長できる環境までも提供してもらえる。
それがANAのビジネスクラスを推す最大の理由です。
機種にこだわるのには理由がある
ビジネスクラスのシートには、いくつかタイプがあるのをご存知でしょうか?
フルフラットになるものと、そうでないシート。パーティションで囲われプライベートな空間でくつろぐことができるタイプなどがあります。
ビジネスクラスだったら何でもいいと最初は思っていたのですが、いいものを知ってしまうとそれじゃなくては満足できなくなってしまいます。
快適な空の旅をしたいなら、その便で使われている機種がどの機種なのか、事前にリサーチしておいた方がいいでしょう。
CRADLE(クレードル)
B767-300ER、B787-8の短・中距離仕様機のビジネスクラスにはクレードルシートが搭載。
ゆりかご(CRADLE)のような座り心地であることからクレードルと名付けられ、身体を包み込むようなリラックス姿勢が取れます。
シートには、ユニバーサル電源とUSBポートが装備されています。
STAGGERED(スタッガード)
B787-9(789)、B787-8(169席仕様)、B777-300ER(77W)、A380の中・長距離仕様機ではスタッガードシートを搭載。
フルフラットになるスタッガードの快適さを知ってしまうと、クレードルに戻ることができなくなります。
スタッガードを俯瞰するとこのような配列になっています。
お気づきかと思いますが、座席が互い違いに配置されているので、どの席からでも直接通路に出ることができるので、隣の人に気を使うこともありません。
THE Room(ザ・ルーム)
個室化の波はビジネスクラスにも訪れているようで、新仕様のB777-300ERではフラッグシップのTHE Roomが搭載されています。
そらの上の豚骨ラーメン(そらとん)
シートを倒し眠っていると、どこからか豚骨スープのにおいと、ズルズルと麺をすする音が聞こえてきます。
ラーメンを持ち込み?!
と最初は驚きましたが、軽食メニューの1つとして博多一風堂のラーメンがあります。
メイン料理にデザートまで食べたので、お腹は空いていないはずなのにラーメンは別腹。高度1万メートルで食べるラーメン、ぜひお試しあれ!!
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